公開日: |更新日:
結納は、日本の伝統的な儀式の1つですが、首都圏で行う人は約8%以下と少なく、結納のみで顔合わせは行わないケースは2.7%でした※。 結納式を行うのは、以前はどちらかの家でが一般的でしたが、最近はホテルや料亭などで行う略式のものが人気です。
結納金は、嫁入りをする女性を育成してくれた御礼として高価なものを贈る意味を含むものでしたが、現代では結婚式への準備金として贈ることもあります。
婚約の証として取り交わす結納品の一つと考えられています。
結納金の金額は100~150万円程度が相場と考える人が多く、73.9%※と高い割合になっています。
男性が女性のもとへ通う「通い婚」が主流であった平安時代に、女性と飲食を共にするための酒や肴を持参したことが「結納」のはじまりとも言われています。鎌倉時代には、「嫁入りする女性を育成してくださったお礼」として反物やお酒など高価なものを贈る意味合いへと変わっていきました。
現代では、結納品は、夫婦円満や子孫繁栄、長寿への願いが込められたものが多く、縁起の良い漢字が当てられたものも人気です。
儀式を行う場合は結納品・結納金の両方を準備するのが一般的で、首都圏の統計でも51.9%※が両方を用意しています。結納品の品数は3~5品を準備する人が多く、44.8%※と高い数字になっています。
結納返しは、本来は男性の袴(はかま)を仕立てるお金としての意味がありましたので、用意する品物も正装の際に使える装飾品や服飾品であることが多いです。すぐに買い換えられるものではなく、長く使えるものが喜ばれる傾向にあります。
現代の結納返しは、品物や現金で行うことがほとんどですが、結納を行った人のうち、34.6%※の人が「結納返しは行わない」としています。 女性側がお返しする場合が多いので、首都圏の結納返しの品物は「腕時計」や「スーツ」など、男性側の装飾品が人気で55%※となっています。その他、二人の新生活に必要になる家電製品も人気があります。
結納とは、約1700年前から行われている、婚礼のはじまりにあたる伝統的な儀式です。金品の受け渡しを行い、新郎新婦と両家を結ぶためのもので
正式結納と略式結納があります。
正式結納では、仲人が両家を行き来して結納品や受書のやりとりをするので、両家は直接会わずに儀式を行いますが、
略式では仲人を立てず、両親もしくは本人同士で進行します。最近では略式での結納が主流となっているので、両家の顔合わせも兼ねている場合が多いです。
金品の受け渡しなどは行わず、お互いの家族にパートナーを紹介する食事会が顔合わせとなります。
ここでは、結納を行う準備から当日までの流れを紹介します。
略式結納の会場として人気があるホテルや料亭には結納の食事プランが用意されていることもあります。プランや料金などを調べて、両家がアクセスしやすい場所を選びましょう。 両親だけでなく、きょうだいも参加するため、全員のスケジュール調整が必要です。儀式を行う時期は、結婚式の3~6カ月前が良いでしょう。
結納スタイルには様々なものがあり、お互いの家のしきたりを確認しておく必要があります。また結納品や結納金についても、事前に相談し、格を揃えておくことをおすすめします。 デパートや専門店などで実際に揃えるときにも、同じ店で揃えるといいでしょう。
当日は、新郎の父親の挨拶から始まり、新郎からの結納品の贈呈と新婦から受書と結納品の贈呈、新郎新婦による締めの挨拶、新郎の締めの口上と20分ほどの儀式が行われます。 誰がどんな役割をするか、口上の内容で何を言うかなども事前に考え、練習しておくと儀式がスムーズに進行できます。席次や手順についても会場のスタッフとあらかじめ打ち合わせしておくことをおすすめします。
結納は、伝統的な儀式です。そのため、細かなマナーや注意点があります。
以前は正礼装で行うものでしたが、現代では男性はスーツ、女性はきれいめのワンピースなどで十分です。伝統的な儀式とはいえ、お祝いの席なので、暗い色になりすぎないようにしましょう。靴や靴下など、足元は特に新しいもの、白いものを用意しましょう。
結納のスタイルは、古くから正式結納、略式結納、関東式、関西式などがありますが、両家のしきたりに合わせるよう事前に確認しておきましょう。結納品や結納金の格も揃えると無用なトラブルが避けられます。
結納は和室で行うことが多いのですが、自宅以外の会場で行うときは、床の間から本人⇒父親⇒母親⇒きょうだいの席次になるよう、スタッフとすり合わせておくようにしましょう。
結納品は、ビニール袋や紙袋は使用せず、風呂敷に包むのが習わしです。ほどく際に別れを連想させるため、結納品を渡すときには結び目は作らないようにします。 渡した後は結んで帰ります。結納品は崩れやすい形状になっていることが多いので、事前に組み立てて渡すときに崩れないようにしましょう。
※数値に関する参照元:ブライダル総研「結婚トレンド調査2021 首都圏」https://souken.zexy.net/data/trend2021/XY_MT21_report_06shutoken.pdf[PDF]予算の 目安 |
98 万円 40名 |
---|
ゆったりとした時間の中で
大切な1日が過ごせる、
会員制レストランでの貸切り挙式
重要文化財の重厚な空間を
大理石やキャンドルが彩る
15mのバージンロード
三ツ星フレンチレストランや
麻布の老舗料亭出身シェフが手掛ける
プレミアムメニュー
予算の 目安 |
108.9万円 40名 |
---|
緑あふれる日比谷公園内の
洋館で過ごす開放的なガーデン挙式
館内・ガーデンどちらもOK。
家族の一員のペットも一緒に挙式
パティシエ辻口博啓氏
プロデュースのオリジナルケーキ
予算の 目安 |
342.8万円 40名 |
---|
著名な文豪に愛された
東京の象徴である東京駅舎内のホテル
白を基調としたデザインから
黒を基調とそたモダンレトロまで対応可能な会場
シェフと直接打ち合せる
フレンチをメインとしたフルオーダー仕様の料理
3式場の中から、40人が可能なプランの中で最も単価が安かった以下プランを参考。
※センチュリーコート丸の内:2025年2月実施まで!!【40名様98万円】特別限定プラン
※フェリーチェガーデン:PREMIUM PLAN2023年3月迄の限定特典付プレミアムガーデンプラン
※東京ステーションホテル:マイナビウエディング【40名様】挙式・披露宴お見積り例《新郎新婦2泊3日ご宿泊プレゼント/他ご優待あり》
上記は(23年1月26日時点)の情報です。プランは予告なく変更となる可能性があるので、詳細は各式場までお問い合わせください。