このページでは結婚式にいくらかかるのか、見えづらい金額も含めて総合金額を説明しています。また親からの援助やご祝儀で賄える金額を考慮して、結局自分たちがいくら用意すればよいのか、費用を抑えるコツなどをあわせて解説しています。まずは東京と全国の結婚式相場を2019年10月のブライダル総研のデータをもとに見ていきしょう。
東京 | 全国 | |
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結婚式総額 (挙式料・会場費) |
390.5万円(東京) | 354.9万円(全国) |
招待人数 | 61人(東京) | 64人(全国) |
料理・飲み物 | 130万円(東京) | 121.7万円(全国) |
衣装 | 48.6万円(東京) | 47.9万円(全国) |
美容・着付け | 情報なし(東京) | 情報なし(全国) |
装花・ブーケ | 17.2万円(東京) | 17.1万円(全国) |
引き出物 | 1人当たり5.3千円(東京) | 1人当たり5.5千円(全国) |
写真・ビデオ撮影 | 写真22.2万円 ビデオ21.1万円(東京) | 写真21.2万円 ビデオ20.0万円(全国) |
演出 | 司会者7.9万円 親へのギフト花束3.7万円 映像演出2.2万円(東京) | 司会者7.0万円 親へのギフト花束3.7万円 映像演出2.8万円(全国) | 印刷物 | 招待状390円/1部 席札173円/1部 席次表78.4円/1部 プロフィールパンフ289円/1部(東京) | 招待状390円/1部 席札176円/1部 席次表76.1円/1部 プロフィールパンフ310円/1部(全国) |
招待人数の違いもあるけれど、全体的に東京は全国平均よりも高い項目が多くなっているわね。
さらにこの比較とは別に独自に調査した【東京駅近辺】の30の式場を見てみたところでは、60~80名の収容人数の式場で挙式・披露宴にかかるお金は101万円~418万円。そのなかでも多い価格帯は280万円~390万円でした。
上の表で見ると全国平均は350万円なので、東京・そして東京駅周辺はやっぱり少し高めのエリアではあるね。
さて、挙式・披露宴の相場がわかったところで、次は結婚に関わってくる【式以外にかかる費用】について、見ていくわよ。
元プランナー
彩
指輪の費用のことはわかっていても、ブライダルエステや両家集まっての食事会にかかる費用のことは忘れがちね。いざというときに慌てたり、妥協するべきでないところで節約してしまったりしないように今から予算を考えておくといいわ。
挙式・披露宴にかかる額に、上記結婚式前にかかる費用を加えると、結婚費用の総額としては440.8万円と高額!
でも式に来た方からのご祝儀も費用にあてることができるので、ざっくり計算してみるわね。
また、30代の花嫁の73.9%は親からの結婚費用の援助を受けているという調査もあるわよ。
元プランナー
彩
結婚式のサポートで412.1万円だとすると、自分たちからの出費は28.7万円か。親援助とご祝儀がこの通りになるかも不安だし、もう少し挙式+披露宴にかける額を減らしたいな…。でも式場のグレードを下げたりしてあまり安っぽくするのも嫌だし、せっかく来てくれたゲストにも申し訳ない気がするし…どうしよう?
プレ花嫁
美穂子
自分の叶えたいことを全部入れていこうと思うと、結婚式の費用はあっという間に膨れ上がってしまうわ。
ついつい演出等を凝った式にしたいと思ってしまいがちだけど、実はゲストの8割以上は派手な演出や余興よりも、ゆっくり新郎新婦と話せるような落ち着いた結婚式を望んでいるという調査もあるわよ。
だからゲストへのおもてなし重視で考えるなら、こだわるポイントを絞ってシンプルな式にするのがいいんじゃない?
とはいえ安っぽく見えないようにするにはコツも必要なので、次は結婚式費用を安く抑えるコツを教えるわね。
元プランナー
彩
カップル本人と家族が気にしないなら、大安などの人気の高い日を避けて、仏滅やシーズンオフなどを検討して日程を決めましょう。式場によっては割引等しているので最初に聞いてみるとスムーズです。
ペーパーアイテムや披露宴で流すムービーなど「自分でできそう!」と思うものがあれば自作すると節約になります。100円ショップやホームセンターで材料を集めてウェルカムボードを手づくりする人も多いです。ムービーの制作は一見難しそうですが、作成支援サイトやアプリを使用すれば好みの映像が作れます。友人にお願いする場合はタダ働きさせずちゃんとお礼をしましょう。
節約なのにこだわるの?!と思うかもしれませんが、こだわるのはウェディングケーキのみです!一点豪華主義で見た目や味の良いケーキを選べば、デザートのグレードにこだわらなくてもゲストの満足度が下がることがないでしょう。あのケーキ美味しかったね、って思い出にもなる可能性大。披露宴ではケーキだけにして、2次会をする場合にはそこでデザートビュッフェをするのも良いでしょう。
引き出物やブライダルインナー(ウェディングドレスの下に着るための下着)は、すすめられるまま式場にお願いするほかに、ネット通販などで購入することも考えておきましょう。
最後に大事なポイントをひとつ。式場のタイプによっては会場費を安く抑えられることもあります。専門式場でなくレストランウェディングもその一つ。さらに普通のレストランではなく、元々ウェディング会場として設計されているレストラン式場であれば、控え室などの使い勝手や見た目もホテルや専門式場と遜色なく、高見えするところもあるのでねらい目です。
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2019年11月現在、ゼクシィ掲載の料金目安です。挙式料・披露宴料金・料理・飲み物の合計目安ですが、プランや招待人数によっても変動があります。詳しくは公式HPや直接式場に問い合わせて確認してください。また、上記3つの式場は、丸の内エリアで創業年が古い式場タイプ別NO1を選定しています。